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ラモー : クラヴサン曲集 第1巻(第1組曲) メヌエット

Rameau, Jean-Philippe : Premier livre de pièces de clavecin "Menuet"

作品概要

楽曲ID: 23652
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:1分20秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用5 応用6 応用7 発展1

楽譜情報:3件

解説 (2)

課題曲紹介 : 課題曲選定委員(2026年) (113 文字)

更新日:2026年3月5日
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同じようなフレーズが繰り返される構成なので、装飾音を入れるなど、演奏上の工夫があってもいいでしょう。どんな音楽構成にするかを考えながら練習してください。バロックらしい終止を感じられるか、終止形をどう表現するかが課題となります。

演奏のヒント : 大井 和郎 (769 文字)

更新日:2026年3月26日
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このメヌエットは4小節単位でフレーズが進みます。各フレーズの特徴を捉え、方向性に気を配ってください。

まず、14小節間、右手は下行、左手は上行しますが、テンションが向かう先は3小節目の右手Fと考えます。もう1つの考え方としては、4小節目のGisに向かう考え方で、担当の先生の意見も訊いてみましょう。いずれの考え方にせよ、4小節目は、Gis Fis E と下行して終わりますので、一番最後のEはテンションが緩み、最も弱い音で終わって良いと思います。

次の58小節間、56小節間がシークエンスになって上行していますので、7小節目の2拍目Dが方向性を定める音と考えて良いと思います。

14小節間と58小節間ではどちらがよりテンションが高いでしょうか?これも先生と話し合ってみましょう。

続いて、912小節間と1316小節間はハーモニックシークエンスです。音量的には1316小節間の方が弱いかも知れません。912小節間では、これまでの最高音である、Gが右手に出てきます。ここは今までで最もテンションが高いと考えても良いですし、あるいは、18小節間に比べて、厳しさが薄れた感じもしますね。従って、916小節間は、18小節間と比べて、異なった音質で弾くことが望ましいのですが、果たして、912小節間がこのメヌエットで最もテンションが高いか否かの判断は奏者に委ねられます。

912小節間、1316小節間ともに、4小節目の付点4分音符がゴールの音と考えて良いと思います。その秩序を守りつつ、この2つのハーモニックシークエンスの強弱と、音質の差を付けて下さい。

執筆者: 大井 和郎