作品概要
解説 (1)
解説 : 今関 汐里
(324 文字)
更新日:2019年8月7日
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解説 : 今関 汐里 (324 文字)
更新日:2019年8月7日
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嬰ハ短調、4分の3拍子、Lento
緩徐楽章的な性格の作品。左手の旋律のカンタービレな奏法と、右手の内・外声の弾き分けが課題となる。
ショパンは、先立つ《練習曲》Op. 10の第5番〈黒鍵〉でも行ったように、この作品でも黒鍵上での親指の使用を認めている。この作品でいえば、特に12小節目の右手の内声dなどにみられるように、内声をよりレガートに演奏するための工夫であると考えられる。
左手の旋律は、チェロのような温かみのある音色で、情緒的に歌われる。右手の旋律は、基本的にこの左手の主旋律に応える形で、左手の模倣を奏でる一方で、時折左手が装飾音を奏でる際には主導的立場をとる。右手内声は、八分音符による重音を奏で、緩やかなニュアンスの移ろいを表現している。
執筆者:
今関 汐里
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