ブーランジェ, リリ :行列

Boulanger, Lili :Cortège

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:★ 種々の作品 ★

解説 (2)

総説 : 平野 貴俊 (651文字)

更新日:2015年5月19日
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作曲:1914年6月4~5日、ヴィラ・メディチ(ローマ) 出版:パリ、リコルディ社、1919年 献呈:イヴォンヌ・アストリュク  《明るい庭から》と同じくロ長調の軽快な小品。ピアノ独奏版とヴァイオリン(もしくはフルート)とピアノの二重奏版があり、いずれも1919年にリコルディから出版された。二重奏版は、同じくヴァイオリン(またはフルート)とピアノのための小品《夜想曲》(1911)と並んで、ブーランジェのもっともポピュラーな作品となった。イヴォンヌ・アストリュク(1889~1980)は、ブーランジェ一家が自宅で催した演奏会にたびたび出演したヴァイオリニストである。初演は1915年12月17日、エミール・マンデルのヴァイオリンと作曲家自身のピアノによってパリのプティ・パレで行われ、1917年12月1日にはアストリュクとナディア・ブーランジェによって再演された。  タイトルの「行列」は祭りの賑やかな一場面を指し、フランスの作曲家は小品のタイトルとしてしばしばこの語を用いている(1911年にはセシル・シャミナードも《行列》というピアノ曲を書いている)。演奏にあたっては、レガートとスタッカートを弾き分けることが重要。左手の伴奏音型がスタッカートにならないよう注意する。また、四分音符を中心とする流れのなかで十六分音符の伴奏音型を捉えるよう意識する。 ※本解説は『リリー・ブーランジェピアノ曲集』(校訂:平野貴俊、カワイ出版、2015)に掲載されたものをピティナ・ピアノ事典向けに改稿したものです。

執筆者: 平野 貴俊

総説 : 佐藤 祐子 (1266文字)

更新日:2018年3月12日
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