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ハイドン :メヌエット

Haydn, Franz Joseph:Minuet in G

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:0分30秒
ピティナ・ステップレベル:基礎3

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (567文字)

更新日:2018年3月12日
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単純なメヌエットですが、実力の差が出る曲です。形式はバイナリー(2部形式)で、前半と後半に8小節ずつ分かれます。1-8小節間、2小節単位でフレーズが新しくなります。1-2、3-4、5-8 としても良いですし、1-2、3-4、5-6、7-8、と考えても構いません。この8小節間で最もテンションの高まる小節は5-6小節です。1-2よりも3-4を大きく、3-4よりも5-6を大きくします。7-8は、5-6よりも少し小さくすると良いです。  この曲のメロディーラインは同じ音の連打が多く観られます。1-2小節目右手 GGGG 3-4小節目右手 AAAA 等。これらの音はくれぐれも同じ大きさにならないように注意します。筆者の考え方から言いますと、2小節目の1拍目、右手4つ目のGが、そのまえの3つのGに比べて大きくなり、この4つめのGをゴールに持って行きます。同様に、4小節目のAもゴールになります。  その際の左手もシェープします。さながらチェロで弾くようになめらかに弾き、フレーズの最後の音にアクセントが付かないようにします。  後半は、ムードが変わります。各ユニットにそれぞれ異なったムードがありますので、それを表現するようにします。例えば9-10は大人しく、11-12は少し元気に、13-16は完全に元気を取り戻すような心理描写です。

執筆者: 大井 和郎
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