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テレマン :アレグロ ホ短調

Telemann, Georg Philipp:Allegro e-moll

作品概要

楽曲ID:18527
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:0分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
原曲・関連曲: 曲集・オムニバスプレ・インベンション
ピティナ・コンペ課題曲2024:B級級

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:基礎3 基礎4 基礎5 応用1 応用2 応用3 応用4 応用5

楽譜情報:8件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (402文字)

更新日:2024年5月14日
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仮にこの曲を「指揮」しようとすると、4拍子でタクトを振るので、相当遅めのテンポになってしまいます。そうするとどうしても、生き生きとした雰囲気が作れなく、重々しくなってしまいますので、テンポは幾分早めの方がしっくりと来ます。

この曲の流れで、強弱的に迷うところは、9~14小節間です。この小節間の強弱をどうするか、多くの選択があると思いますが、15小節目がフォルテであるのならば、そこに向かって方向性を付けて、クレシェンドで15小節目に向かう事も1つの考えです。勿論、他にも多くの選択肢はありますが、11~12小節間のシークエンスをどのように処理したら良いのか考えてみましょう。シークエンスは、強弱を変える架け橋のような役割を果たしますので、このシークエンスを利用して、強弱を変えてみてください。

アーティキュレーションは、レガートとスタッカートの違いをハッキリと付けることで、生き生きとした雰囲気が出せます。

執筆者: 大井 和郎