チョ, ギルソク :よろこびのうた
Cho, gil sok:*in preparation*
総説 : リャン, ソンファ(梁成花) (165文字)
華麗なファンファーレで始まり、過ぎし日の悲哀を偲ぶかのような中間部を経て、躍動的なピアノが明るい未来に向かって疾走しながら、、歓喜にみちたクライマックスへとかけのぼる。独特なアンタン・チャンダンのリズムとともにさまざまに高度な奏法が求められるこの曲は、広く知られ愛されている朝鮮の代表的なピアノ作品の一つである(原曲名「幻想曲」)
総説 : CD等解説書より転載 (240文字)
表題だけでは、誰もがベートーヴェンの有名な作品を想像することであろう。作者のチョ・ギルソク(1926ー1996)は数々のピアノ曲を残した知る人ぞ知る作曲家である。華麗なファンファーレではじまり、17小節目からは、あたかも人が口ずさんでいるかのような変拍子でたっぷりと歌う。54小節目よりアンタン・チャンダンのリズムと共に軽やかに進み、徐々にクライマックスへと広がってゆく。 ※この解説は『コリアン・メロディーによるピアノ作品集』(ドレミ出版, 梁成花 編)の解説に基づいています。
よろこびのうた
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