ダムケ, ベルトルト :四季 - 4つのピアノ小品 Op. 30
Damcke, Berthold:Les quatre saisons Op. 30
総説 : 上田 泰史 (306文字)
ロシア時代の小品集で、1851年頃、ベルリンのボーテ・ウント・ボーク社から出版された。春夏秋冬がそれぞれの曲に対応しており、四季折々の情景を描く。 第1番 〈春に〉 第2番 〈夏の夜〉、変ト長調、6/8拍子、アンダンテ・コン・モルト 第3番 〈秋の歌〉、ロ短調、4/4拍子、モデラート ロ短調の主題は素朴な旋律と入念に書かれた和声に淡く彩られ、ロ長調の中間部を挟んで再び主題が回帰する。この時、伴奏パートは主題に寄り添うようにもう一つの歌を奏でている。こうしたパートの書き分けには、弦楽器奏者独特のアンサンブル感覚がにじみ出ている。 第4番 〈冬に――カプリッチョ〉、ト長調、2/4拍子、モルト・ヴィヴァーチェ
春に
総演奏時間:3分00秒
動画1
解説0
楽譜0
編曲0
夏の夜-ノクターン
調:変ト長調
動画0
秋の歌
調:ロ短調 総演奏時間:3分50秒
動画2
冬に-カプリッチョ
調:ト長調
四季 - 4つのピアノ小品 3.秋の歌 Op.30-3