作品概要
楽曲ID:17843
出版年:2010年
初出版社:カワイ楽譜出版社
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:子供のための作品
出版年:2010年
初出版社:カワイ楽譜出版社
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:子供のための作品
解説 (1)
解説 : 今関 汐里
(314 文字)
更新日:2018年3月22日
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解説 : 今関 汐里 (314 文字)
更新日:2018年3月22日
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中世のヨーロッパの宮廷につかえていた「ミンストレル」は、祝賀や日々の食事の際に音楽を披露する職業芸人であった。彼らの滑稽な動作が、目まぐるしく変化する拍子によって表現されている。
A(1~9小節)は作曲家によって「楽しく可笑しい演奏会」と称され、著しい拍子の変化と、右手と左手で異なる音価の音符が演奏されるクロスリズムが特徴的である。同時に、左手の和音の3拍のまとまり(6小節目からは右手に出現)が絶えず現れ、A部分全体を支配している。「真夜中の宮廷」と題されるB(10~21小節)は、拍子が4拍子で安定する一方で、Aよりも長い音価によって複雑な和音の響きが強調されている。A部分が回帰したのち(22~29小節)、コーダを迎える。
執筆者:
今関 汐里
楽譜
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カワイ出版
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