スカルラッティ, ドメニコ : ソナタ ハ長調 K.72 L.401
Scarlatti, Domenico : Sonata C-Dur K.72 L.401
作品概要
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:1分30秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:展開1 展開2 展開3
楽譜情報:3件解説 (2)
執筆者 : 丸山 瑶子
(223 文字)
更新日:2012年5月27日
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執筆者 : 丸山 瑶子 (223 文字)
K. 72 Allegro C-dur 4/4 2:50 繰り返しこみ
トニックを強く印象付ける主和音構成音の同音反復で始まる。
この同音反復の動機は、各半部分の末尾で目的調が最終的に確立される際にも現れ、安定した主和音の明示としての機能が指摘できる。
他方、この動機は後半部で一連の転調後、第27小節に現れ、束の間の下属調を介して主調平行調への転調を導く。すなわちここでは、動機が冒頭及び末尾における調の確定的な明示とは対照的な機能と結びついている。
演奏のヒント : 大井 和郎
(662 文字)
更新日:2026年3月26日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (662 文字)
楽しく軽快なソナタですが、テクニックはなかなか難しいです。前半、2カ所の難所を弾くヒントをお教えしますので、後半でも参考にしてみて下さい。
最初は5小節目4拍目から6小節目3拍目までの左手で、勿論全部左手で弾くことも出来ますが、5小節目1拍目は右手、2拍目は左手、3拍目は右手という風に、右手が助けることで演奏が楽になります。いまのはほんの一例に過ぎず、もっと細かく左右を分けてスムーズに弾く方法もあり、多くの可能性が考えられますので、色々試してみてください。
次の難所は、17小節目から19小節目までの左手のパッセージです。筆者も色々と試しましたが、1拍分の16分音符4つは、左手で、5125 を連続させることが最も弾きやすい指番号だと感じました。ここは勿論、右手の助けを借りることが出来ませんので、5125で練習してみてください。
練習のコツとしては、まず楽譜通りに弾かずに、GGDGという音形(この場合17小節目1拍目)のみを止まらずに延々と繰り返します。その時、5の指のせいで粒がそろわなくなることが最も懸念されますので、よく耳で聴いて、GGDGGGDGGGDGGGDGと弾いたとき、5の指の部分の粒がそろっていることと,ムラの無いことを確認した上で、GGDG DDAD と動いてみてください。基本が出来ていれば、動いても粒そろいは揃うはずです。
