スカルラッティ, ドメニコ : ソナタ 変ロ長調 K.70 L.50
Scarlatti, Domenico : Sonata B-Dur K.70 L.50
作品概要
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:1分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:展開1 展開2 展開3
楽譜情報:2件解説 (2)
執筆者 : 丸山 瑶子
(195 文字)
更新日:2012年5月27日
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執筆者 : 丸山 瑶子 (195 文字)
K. 70 4/4 B-dur 2:30 繰り返しこみ
Fadini校訂版では速度標語なし
冒頭の上下声部の模倣に続く、休みない16分音符が音楽の推進力を確保する。
両手が揃って上行、下行するさまは、演奏時の身体感覚が作曲に反映されていると考えられる。
スカルラッティのソナタ全体に見られる特徴である形式上のずれは、第23小節の小節後半からの、前半第7小節以降の半小節ずれた再現などに指摘できる。
演奏のヒント : 大井 和郎
(634 文字)
更新日:2026年3月26日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (634 文字)
この楽しいソナタは生き生きと、スタッカートを用いて弾く、活気溢れたソナタです。16分音符の技巧的な動きが特徴ですので、ある程度速いテンポで演奏することで良さが引き出されますが、バルトークの演奏は速すぎると感じております。Jeno Jando氏の演奏が理想的かも知れません。ご参考まで。
ところでこのソナタでは筆者がどうしても解せないカ所があり、14小節目と15小節目に出てくる右手のDです。9の和音のようにも聞こえますが、和音の進行としては奇異に聞こえます。後半は同じ部分で31小節目が14〜15小節間と一致しますが、ここにはそのような現象は起こりません。普通の和声進行です。
筆者は個人的に、この14〜15小節間の右手のDがミスプリントではないかと思っております。オリジナルのマニュスクリプトは見つけられませんでしたので何とも言えないのですが、14〜15小節間でこのような和声進行であるのならば、何故ここ1カ所、1回だけなのか、31小節目にもそれがあって然るべきでは無いかと思っております。
ちなみに、この14〜15小節間の2つのDを、Eに変えて演奏してみてください。14小節目4拍目のDと15小節目1拍目のDをそれぞれEに変えてしまいます。そうすると実にスムーズに音楽が進行します。ご参考まで。
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