スカルラッティ, ドメニコ :ソナタ K.50 L.440 ヘ短調

Scarlatti, Domenico:Sonata f-moll K.50 L.440

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:5分30秒

解説 (1)

執筆者 : 丸山 瑶子 (194文字)

更新日:2012年11月28日
[開く]

冒頭楽段と、前半部のそれ以降の音楽をゲネラルパウゼで区切るという構成は他のソナタにもよく見られるもの。解決音へのオクターヴを超える跳躍(ex. 第5-6小節)、右手を跨ぐ左手のポジション移動とその結果起こる音域の急激な変化(ex. 第47小節~、第89小節~)、ゼクエンツへの期待を裏切るシンタックスの崩れ(第81小節~)など、スカルラッティのソナタ書法の諸特徴をそこかしこに指摘できる。

執筆者: 丸山 瑶子