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デーラー :12の演奏会用エチュード Op.30

Döhler, Theodor (von):12 Etudes de concert Op.30

作品概要

出版年:1839年 
初出版社:Meissonnier
献呈先:Hector Berlioz
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲

解説 (1)

執筆者 : 上田 泰史  (1118文字)

更新日:2011年5月13日
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No. 1 Allegro ハ長調

連続する重音の練習曲。高音域よりもむしろよく持続する中音域に旋律を置く書法は、同時代のピアニスト兼作曲家たちに好まれた。

No. 2 Moderato イ短調

手の跳躍と4、5、6度等による重音の練習曲。ホ長調から主調に移行する中間部の終わりは急速な手の交差を伴う。

No. 3 Allegro  ホ短調

連続する三度、オクターヴ、分散和音の練習曲。主題は初め中音域に置かれるが、二回目以降はオクターヴで提示される。ギターの爪弾きを思わせる伴奏に乗せて歌われるセレナード風の軽やかな一曲。

No. 4 Allegretto grazioso  変ニ長調

右手で旋律と伴奏を同時に奏でる練習曲。豊かな転調、強弱の対比によって鮮やかなコントラストが生み出される。

No. 5 Moderato  変イ長調

オクターヴによるトレモロの練習曲。主題はトレモロの靄の中に静かに浮かび上がる。イ短調の中間部では両手が2オクターヴを急速に行き来しながら中音域に置かれた旋律音を交互に取り合う。

No. 6 Allegro  イ短調

連続する様々な重音の練習曲。左手には敏捷な音階や分散和音が割り当てられる。劇的な主部とは対照的にイ長調の中間部には歌唱的な旋律が現れ、それぞれの手で旋律と伴奏を引き分ける練習となる。

No. 7 Molto lento  ロ長調

左手のみで複数の声部を引き分ける練習と右手の敏捷な音階の練習曲。左手による前半部分では序奏に続いて壮麗なテーマが提示される。対して中間部は広音域を軽やかに行き来する右手の音階練習になる。

No. 8 Moderato  ヘ長調

ポリフォニック(多声的)な序奏に続き素朴な唄が奏でられる。

No. 9 Allegretto agitato ma non troppo presto  ニ短調

低音域で奏でられるロシア風な主題は右手のアルペッジョで伴奏される。中間部では左右の手が交互に中音域の旋律を取り合う。主題はオクターヴで力強く回帰する。

No. 10 Allegro  変ロ長調

オクターヴと三度、四度の組み合わせの練習曲。手の交差しながら奏でる音のアラベスクの中に巧みに旋律が織り込まれる。

No. 11 Andantino  変イ長調

分散和音に取り巻かれた中音域の旋律を奏でる練習曲。めまぐるしく転調する中間部を経て回帰する主題は重音を伴う三音符の分散和音を伴い難易度を増す。

No. 12 Allegro  ロ長調

トリルの練習曲。4/4拍子の即興的な部分と明確な旋律を持つ6/8拍子の部分が交互に配置される。6/8拍子のセクションにおいて右手はトリルを奏でながら同時に旋律線をも担う。

執筆者: 上田 泰史 

楽章等 (12)

第1番 Op.30-1

調:ハ長調 

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第2番 Op.30-2

調:イ短調 

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第3番 Op.30-3

調:ホ短調 

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第4番 Op.30-4

調:変ニ長調 

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第6番 Op.30-6

調:イ長調 

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第8番 Op.30-8

調:ヘ長調 

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第9番 Op.30-9

調:ヘ短調 

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第11番 Op.30-11

調:変ニ長調 

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