ハノン 1819-1900 Hanon, Charles-Louis
解説:原 晶穂 (366文字)
更新日:2018年3月12日
解説:原 晶穂 (366文字)
(1819年7月2日 ルネキュール — 1900年3月19日 ブローニュ=シュル=メール) フランスの鍵盤楽器奏者、作曲家、音楽教育家。ハノンによるピアノの教則本《60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト》は、今日のピアノ教師にとって指の訓練のための標準的な教材の一つとなっている。また、ハノンは、J.S.バッハやハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの作曲家たちの作品を引用した《大作曲家の傑作の要約 Extrait des chef d'œuvre des grands maîtres》も出版している。この曲集はピアノ学習者が過去の素晴らしい作品に触れ、良い音楽性を育てるためのものである 。ハノンの作品多くはピアノ教本であるが、ファンタジーやカプリッチョといったピアノ作品や声楽作品も少数ではあるが作曲している。
執筆者:
原 晶穂
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表記揺れの例 アノン
作品(2)
ピアノ独奏曲 (2)
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