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テオドール, イェフィモヴィッチ・イェフィモフ 1947-2016 Theodor, Efimovich Efimov

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  • プロフィール (925文字)

  • 更新日:2018年4月4日
  • Theodor Efimovich Efimov

    テオドール・イェフィモヴィッチ・イェフィモフ

    (1947.04.15露スヴェルドロフスク州、アラパエフスク ― 2016.05.17モスクワ)

    ロシアの作曲家、兼ピアニスト、指揮者、編曲者。

    本名はテオドール・イェフィモヴィッチ・グリンシュテイン。ソ連時代、ユダヤ人のため

    父の名前をとって苗字に当てた。ユダヤ名グリンシュテインも使ったが、最終的にはイェ

    フィモフとなる。

    彼の人柄は楽天的であり、ユーモアを好んだ。音楽性はプロコフィエフに近く、淋しい

    時にもユーモアを持っている。彼の一番好きな作曲家はベートーヴェンとプロコフィエフ

    であり、特にプロコフィエフだった。

    彼は作品についての説明は好まなかったが、例えば「奇妙なまぼろし」Op.10の第1曲「

    冬の夕べの孤独」はムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」の「古城」の影響が感じられる

    《主な作品》

    ピアノ曲

    ソナタ第1番 ハ長調 作品3(1963-1974)

    ソナタ第2番 ヘ長調 作品16 (1994-2003)

    組曲「奇妙なまぼろし」 作品10(1978-1998)

    3つのノクターン 作品11(1981-1990)

    コンサート用の大エチュード 作品22 (1999)

    室内楽

    ヴァイオリンとピアノのためソナタ in C 作品5 (1964-1985)

    ヴァイオリンとピアノのため3の小品 作品24 (2006)

    ヴァイオリン とピアノのためノクターン 作品11b (1995)

    チェロとピアノのためのソナタ ハ短調 作品23 (2005)

    ヴァイオリン、チェロとピアノのため交響的なトリオ 変ホ長調 作品17 (1995-2004)

    弦楽四重奏曲第1番 作品4 (1964)

    弦楽四重奏曲第2番 作品13 (1986)

    ピアノコンチェルト ト長調 作品25 (2006-2012)

    歌曲

    “Ave Maria” 作品20 (1998)

    ハイネの詩による3つの歌曲 作品7(1966-1995)

    グミリョフの詩による歌曲のツィクルス「幸せと別れの歌」作品12(1981-1995)

    等。

    ほか、様々な歌謡曲や映画音楽、ミュージカルを作曲。

    (ミハイル・カンディンスキー/カンディンスキー美帆子訳)

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    作品(2)

    ピアノ独奏曲 (2)

    ソナタ (1)

    解説0

    楽譜0

    編曲0

    曲集・小品集 (1)