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村澤 由利子 Murasawa, Yuriko

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  • プロフィール (1118文字)

  • 東京藝術大学附属高校を経て東京藝術大学ピアノ科を卒業。1989年文部省長期在外研究員としてドイツ、エッセン・フォルクバンク音楽大学に留学。リサイタル、室内楽、協奏曲、湯山昭作曲の合唱組曲「四国の子ども歌」「阿波物語」の初演及びCD録音、また湯山昭の「ピアノトリオ」をドイツで初演するなど、大学教授として、教育、研究、論文執筆、指導を行う傍ら多彩な演奏活動を行う。これまで、ベルリン弦楽四重奏団、日本フィル、ウィーン弦楽トリオ、ウィーン・フィル首席奏者によるウィーン木管アンサンブル、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー首席奏者、モイゼス弦楽四重奏団等と日本およびヨーロッパ各地で共演。1995年フランス国立トゥールーズ室内管弦楽団と、モーツァルトのピアノ協奏曲を日本人のソリストとして初めて協演。1999年に再び同楽団とメンデルスゾーンの「ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲」を、コンサートマスターのA.モグリア氏とともに協演。1999年にはドイツ、リューネブルク市「市立劇場開幕公演」にソリストとして招待され、リューネブルク・シンフォニカーと「グリークのピアノ協奏曲」を協演。2000年にはズルツバッハローゼンベルク市より「日本週間開幕記念コンサート」に招待されデュオ・リサイタルに出演。2003年シュトゥットガルトユース室内管弦楽団と「ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲第1番」を協演、2005年12月ドイツ、シュトゥットガルト市より招待され同楽団と「カール・ライネッケのピアノ協奏曲第4番」を新宮殿において協演する。2009年ザルツブルク、ミラベル宮殿においてザルツブルガー・ゾリステンと協演し「ピアノ独奏と室内楽によるリサイタル」を開催、好評を博す。ベルリン・フィル第一コンサートマスター、シュタープラヴァ氏他、各首席奏者達により結成された「フィルハーモニア・カルテット ベルリン」とは、2002年から2016年5月まで、7回にわたり、シューマン、ブラームス、ドヴォルザーク、ショスタコーヴィチ、フランク等のピアノ五重奏曲を共演。このカルテットとの息の合ったアンサンブルは、ますます磨きがかかっている。2015年7月、ドイツ・リューネブルク市でジョイント・リサイタル、2018年7月、ワルシャワ・フィル コンサートマスターズと「鳴門第九アジア初演100周年記念コンサート」でオールベートーヴェン プログラムを共演する等、演奏活動は多岐にわたる。鳴門教育大学「今堀賞」を受賞。現在、鳴門教育大学名誉教授、鳴門日独友好協会会長、ピティナ徳島ヴェガステーション代表。東京藝術大学同声会評議員。
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