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平井 千絵 Hirai, Chie

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  • プロフィール (1207文字)

  • 桐朋学園大学ピアノ科卒業後、フォルテピアノの幻想的な音色との運命的出会いが、その世界に進む決意を固めさせる。
    オランダ政府給費留学生、文化庁在外派遣研修員としてオランダ王立音楽院古楽科フォルテピアノ科で学び、修士課程を栄誉賞付き首席で卒業。
    在学中に、体調を崩した師・ホッホランド氏の代役で急遽出演したリサイタルがきっかけとなり、欧州での演奏活動を開始する。各地のコンサートシリーズ、国際音楽祭(ユトレヒト古楽祭、バルセロナ音楽祭など)、テレビやラジオ(フランス放送、オーストリア国営放送など) に、ソリスト、室内楽奏者として出演し、「その透明で軽やかな真珠のような演奏は、彼女の音楽的直感と衒いのない名人芸を伝え
    た。」(Wiener Zeitung)など各国のメディアで絶賛された。
    日本では2003年にデビューリサイタルを開催。以来、ソロ、アンサンブルなど多彩な活動を展開し、チェロの鈴木秀美氏とのデュオで、2006年文化庁芸術祭優秀賞を受賞。ソロでは、フォルテピアノについてのわかりやすい紹介トークを交えたプログラムが好評である。銀座・王子ホールの『ぴあのの部屋』というコンサート・シリーズでは、女性作曲家による作品をプログラムに並べるなど、6回にわたって新鮮な視点で古典派時代の音楽を紹介した。
    2008年からはアムステルダム音楽院や母校であるハーグ王立音楽院で学内試験の審査員を務め、プラハやアムステルダムなどでマスタークラスを行った。
    レパートリーは、18世紀に活躍したバッハ・ファミリーからハイドン、モーツァルト、そしてベートーヴェンを経て19世紀前半のシューベルトやショパンなど、「フォルテピアノの黄金期」と言える古典派~前期ロマン派時代の作品。加えて、2012年帰国後は、セヴラックをはじめ、19世紀末から20世紀初頭のモダンピアノでのレパートリーに再び新しい視点から取り組んでいる。
    CD録音にも意欲的に取組み、これまでに国内外で10枚のCDがリリースされている。現在進行中の、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音『Mozart Speaks』第1集と第3集はレコード芸術誌特選盤に、第2集は準特選盤に選ばれ、読売新聞、朝日新聞等各方面でも高く評価される。
    NHKハイビジョン「ハイビジョンクラシック倶楽部」、NHKBS2「クラシック倶楽部」、「らららクラシック」などに出演。
    YIAP国際コンクール(ベルギー) 第1位、ブルージュ国際古楽コンクール第3位、ファン・ヴァッセナール国際室内楽コンクール第3位。第5回かながわ学生音楽コンクール ピアノ部門総合第1位受賞。第7回園田高弘賞ピアノコンクール準園田高弘賞・奨励賞受賞。
    東海大学音楽学課程非常勤講師。全日本ピアノ指導者協会演奏会員。演奏表現学会会員。日本セヴラック協会会員。
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