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谷口 賢記 Taniguchi, Masanori

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プロフィール

 4歳にてピアノ、18歳にてチェロを始める。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科にて生物学を専攻し修士課程を修了。京都大学交響楽団では学生指揮者としても活躍し、23歳の頃に音楽への進路変更を決意。2003年には久石譲氏主催の「Piano Stories 2003 ‘a Wish to the Moon’」 にチェロアンサンブルメンバーとして参加し、全国ツアーを行った。

 2004年にボストン音楽院へ留学、同院よりチェロ演奏において音楽修士号を取得、さらに全額奨学生としてディプロマを修得した。在学中は特に室内楽を中心とした活動を活発に行い、2005年には、『Three Colors Trio』にてCMFoNE第1回国際室内楽コンクールで第1位に入賞、カーネギーホールにて受賞者演奏を行うなど、受賞歴多数。一方、2004年には『Boston String Quartet』を始動。クラシック音楽に限らず幅広いジャンルの演奏に取り組み、4枚のアルバムをリリース、ロサンゼルスミュージックアワードやカーネギーホールにも出演し、2008年には教育プログラムとコンサートを融合させた「Xibus」全米ツアーを行った。また、『Vuk School of Groove』にてチェロ講師を務め、2007年から2009年にかけては『Boston Philharmonic Orchestra』及び『Atlantic Symphony Orchestra』の団員としても活躍した。

 2009年より本拠地を東京に移し、室内楽を中心とした多彩な演奏活動を行っている。2013年には『スタイナート・トリオ』の日本デビューツアーにて各地で好評を博し、以来、同グループにて計4回のジャパン・ツアーを行っている。また、2009年にアメリカのバッファロー市において、マルセル・ティバーグ(1893-1944)の弦楽六重奏(1932)を世界初演、録音するなど、作品の発掘や新作の紹介にも意欲的に取り組んでいる。

 一方、2008年にボストンにて青少年育成のための国際音楽祭『Youth & Muse』を始動し、2012年からは毎夏、ボストンと埼玉県秩父市にて並行開催。2015年まで『ちちぶ国際音楽祭』における音楽監督として、『Youth & Muse Japan』のプロデュースを行った。さらに、2013年より毎夏、Korea Philharmonic Research Instituteにチェロ科教授として招聘されるなど、指導者として国内外で後進の指導、室内楽の普及活動に力を入れている。

 また、JT生命誌研究館の20周年記念イベントのために制作された「生命誌版 セロ弾きのゴーシュ」では、宮沢賢治の名作を舞台化し、人形、語り、演奏、映像のコラボレーションを披露。皇后さまもご臨席された2014年3月の東京公演を皮切りに、長野県飯田市、大阪府高槻市、北海道札幌市と公演を続け、2015年9月には人形劇の本場チェコ・ピルゼン市の人形フェスティバルにおいて、伝統ある劇場「Divaldo Alfa」にて上演。好評を博し、「舞台演技もできるチェリスト」として、その演技力にも注目が集まった。現在は、様々な分野の芸術とのコラボレーションに力を入れる一方、科学と芸術の統合に向けたプロジェクトを手がけている。

 スタイナート主宰。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、同協会ジャスミンINAGIステーション代表。これまでチェロを近藤浩志、菊地知也、Andrew Mark、Timothy Eddy、Natasha Brofskyの各氏に師事。室内楽をRoger Tapping、Bruce Hangen、Rhonda Rider、Patricia McCarty、Rictor Noren、Jonathan Cohler、Max Levinson、Jonathan Bass等に師事。

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