蛭多 令子 Ebisuta, Reiko
プロフィール (846文字)
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東京藝術大学音楽学部ピアノ科、同大学院修士課程を経て、1989年博士課程修了。日本のピアノ作品の研究と演奏により、同大学より博士号を得る。お茶の水女子大学文教育学部講師、埼玉大学教育学部助教授を経て、現在、同大学同学部および東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科教授。
これまでに文部科学省教科用図書検定調査審議会委員、「美里町遺跡の森ピアノコンクール」審査委員長などを務めた。
全日本ピアノ指導者協会正会員。
72年全日本学生音楽コンクール西日本大会第2位入賞。
85年第1回日本現代音楽ピアノコンクール優勝。
96年のリサイタルの成果により、文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
ピアノを増田千鶴子、川村春海、宇野紀子、梅田志づ、田村宏、楽曲分析を矢代秋雄、野田暉行、音楽学を船山隆の各氏に師事。
82年ウィーン国立音楽大学夏期講習でH.カン氏の、87年モーツァルテウム音楽院夏期講習でC.エルフェール氏のレッスンを受講。
東京、京都、さいたま、パリ、ソウルなどで、現代の作品を中心としたリサイタルを開催。2007年には東京文化会館において西村朗のピアノ作品によるリサイタル、09年にはアメリカ西オレゴン大学において日本のピアノ作品によるリサイタルとレクチャーを開催。
「MUSIC TODAY」「東京の夏」「音楽の現在(いま)」「サントリー音楽財団コンサート」「ガウデアムス」(ロッテルダム)「キシコ国際交流音楽会」(ソウル、 北京、ロサンゼルス)をはじめとする内外の多くの演奏会やNHK/FM番組に出演。東京都交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団、オーケストラ・アンサンブル金沢などの楽団や多くの演奏家と協演。93年「高松宮殿下記念世界文化賞 M.ロストロポーヴィチ氏の受賞を祝う会」で、A.シュニトケの作品をM.ロストロポーヴィチ氏と日本初演、好評を博した。
近々、『J.S.バッハ 平均律クラヴィア曲集 分析・演奏』(CD付き解説集)を刊行予定。
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