パイク, ハエ=スン Paik, Hae Sun
プロフィール (547文字)
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韓国生まれのピアニスト、ハエ=スン・パイクは、目を見張るようなヴィルトゥオージティと繊細な音楽性を持ち、聴衆や評論家から喝采を受けている。パイクのN.Y.リサイタルデビューの評によると、ニューヨークタイムズ紙のFaubion Bowers氏は「個性的でオリジナリティに満ち、その上、理知的である…音楽の質は、読者が想像以上であろう。…テクニックが観念と感情、頭脳と心の両方を与えている希な例である。近年聴いた中で最も素晴らしいスクリャービンであった。」と評した。
14才で渡米、ハーバード大学のシャーマン教授に師事。ニューイングランド音楽院卒業。15才でボストン響との共演でデビューを飾り、その後活発な演奏活動に入る。1989年メリーランド国際コン優勝、1990年リーズ国際コン入賞、1991エリーザベト王妃国際コン第2位、及び1994年第10回チャイコフスキー国際コンクール第3位。最近のN.Y.リンカーンセンターでの成功は、多くの主要新聞に大好評を得た。ワルシャワフィル、ボストン響、ナショナル響、バーミンガム市響、KBS響他多数のオーケストラと共演。ワーナー・ミュージックからチャイコフスキーのCDが好評発売中。韓国国内においては、国民的人気を誇る、代表するピアニストの一人である。
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