マルティノン 1910-1976 Martinon, Jean
解説:齊藤 紀子 (248文字)
更新日:2008年9月1日
解説:齊藤 紀子 (248文字)
指揮者としても活動したフランスの作曲家。日本へも3度訪れている。リヨンとパリの音楽院でヴァイオリンを学び、卒業後もルセルに作曲を、ミュンシュとデゾルミエールに指揮を師事した。指揮者としてのデビューよりも作曲家として作品を発表した方が早かったが、第二次世界大戦後にパリ音楽院管弦楽団とボルドー交響楽団の指揮者に就任し、指揮者としての活動も活発化していった。ラムルー管弦楽団やデュッセルドルフ交響楽団、シカゴ交響楽団、フランス国立放送管弦楽団の指揮もした。交響曲を始めとする作品も数多く手がけている。
執筆者:
齊藤 紀子
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