ババジャニン 1921-1983 Babadzanyan(Babajanian), Arno Arutyunovich

解説:樋口 愛 (337文字)
更新日:2007年10月1日
解説:樋口 愛 (337文字)
アルメニア出身の作曲家、ピアニスト。1942年にエレヴァン音楽院入学し、タリヤーンに作曲を師事。モスクワ音楽院にてイグノームノフにピアノを師事。後、モスクワにてリティーンスキィに作曲を師事した。1950年からエレヴァンに戻り、後進の指導に力を注ぐ。この頃、二曲の《アルメニア狂詩曲》を作曲。その後モスクワに移る。ハチャトゥリアンの強い民族性を持つ音楽やラフマニノフのロマンティシズムとヴィルトーゾ的な音楽に憧れを抱いていた彼は、それらを融合させた作品をつくろうと試みた。その代表的な作品がピアノと管弦楽のための《英雄的バラード》である。この作品でスターリン賞と労働赤旗勲章を受章。後に、半音階や、十二音技法をとりいれ、1965年にピアノのための《六枚の描写》などを作曲した。
執筆者:
樋口 愛
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