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安良岡章夫 Yasuraoka, Akio

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  • プロフィール (1042文字)

  • 更新日:2025年7月10日
  • 1958年東京生まれ。4歳よりピアノを始め、雨田のぶ子氏に師事。1964~1970年まで桐朋学園子供のための音楽教室にて学ぶ。1974年より藝大受験のため北爪道夫、内田勝人、 矢代秋雄の各氏に師事。1984年東京藝術大学大学院修了、野田暉行、三善晃の両氏に師事。1980年第49回日本音楽コンクール第一位、1982年第5回日本交響楽振興財団作曲賞受賞。1985年若手演奏家・作曲家により「アール・レスピラン」を結成、以降代表として企画・運営にあたる。その一員として第12 回中島健蔵音楽賞を受賞。1999年「オーケストラ・プロジェクト'99にて《ヴィオラとオーケストラのためのポリフォニア》を発表、平成11年芸術祭優秀賞を受賞。民音現代音楽祭、NHK、新日鐵文化財団、北区文化振興財団、富山市民文化事業団、第5回日本国際コンクール(課題曲)等各種団体より、また店村眞積氏、神尾真由子氏、ファイン・デュオ、上野信一&フォニックス・レフレクションなどの演奏家、演奏団体より作品委嘱を受ける。2024年には国際音楽祭 NIPPON2024 (芸術監督:諏訪內晶子)の委嘱作品《ステッラ・ビナーリア》を名古屋と東京で初演、 2025年にはヴィオラ・スペース2025「第6回東京国際ヴィオラ・ コンクール」委嘱の課題曲《ノヴェッラ・カプリッチョーザ》を作曲、5月に2次審査出場者により演奏される。

    多彩な作曲活動を続ける一方、指揮活動にも力を入れ、アジア音楽祭、ISCM世界音楽の日々横浜大会、日本現代音楽協会、日本音楽コンクール作曲部門本選会等にて、内外現代作品の演奏及び多数の新作初演を手掛ける。2024年11月には、「藝大プロジェクト2024」にてクラウス・プリングスハイム作曲、独唱・ 合唱・管弦楽のための《山田長政》 (1939)の小島夏香氏による補筆完成版初演の指揮を行った。2016年7月、北京国際作曲ワークショップ(北京中央音楽学院)に招待され、レッスン、レクチャー、作品の演奏を行う。2018年11月、新国立劇場「ダンス・アーカイブ in JAPAN 2018」において、《協奏的変容〜ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための》による庄司裕 (1928 ~2008)構成・振付の《8月の庭》 (1994年初演)が再演された。

    その他日本音楽コンクール等、内外の作曲コンクールの審査員を務める。

    桐朋学園大学教授を経て、東京藝術大学教授・理事・副学長を歴任。東京藝術大学名誉教授。

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