ホーム > シュトラウス2世, ヨハン

シュトラウス2世, ヨハン 1825-1899 Strauss II, Johann

title
  • 解説:齊藤 紀子 (500文字)

  • 更新日:2008年8月1日
  • オーストリアの多作な作曲家。ワルツやポルカなど、舞踏のための音楽で知られている。どちらも100を超える数を残しているほど多作な作曲家で、「ワルツ王」と呼ばれることもある。後年は、オペレッタの創作も手がけた。その転換期には、初めて声楽を採り入れたワルツ作品の《美しく青きドナウ》がある。

    同じく作曲家の父親の強い反対を受け、早期の音楽教育を受けることができなかった。その代わりに、商人になるための教育や銀行家になるための教育を受けている。作曲を学び始めたのは、両親が別居をするようになってからのことである。しかし、それより前から、母親の理解のもとに、ひそかにヴァイオリンを学び始めていた。

    ヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツは、華やかなオーケストラの編成で、曲としての統一感を強く打ち出すような構成をもっている。まず、ワルツのメロディーを暗示するかのような序奏で始め、ワルツの主部では、異なる音高で反復する、3度や6度で重ねる、レガートとスタッカートで対比させる、へミオラを用いるといった手法でメロディーを扱うことを好んだ。

    また、ポルカでは、マズルカのリズムをもつポルカ・マズルカを創作したことが重要である。

    執筆者: 齊藤 紀子
    <続きを表示する>
    ※ 「ヨハン・シュトラウス2世」の表記が一般的です。

    作品(35)

    ピアノ独奏曲 (4)

    行進曲 (1)

    動画0

    解説0

    種々の作品 (4)

    加速度 Op.234 加速度

    作曲年:1860 

    動画0

    解説0

    楽譜0

    編曲0

    動画0

    解説0

    楽譜0

    編曲0

    芸術家の生涯 Op.316 芸術家の生涯

    作曲年:1867  総演奏時間:15分30秒 

    動画0

    解説0

    編曲0

    ピアノ合奏曲 (2)

    ポルカ (1)

    ピチカート・ポルカ ピチカート・ポルカ

    総演奏時間:2分20秒  ステップレベル:発展3

    その他 (3)

    未分類 (1)

    春の声 Op.410 春の声

    作曲年:1882 

    動画0

    解説0

    楽譜0

    ワルツ (3)