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野平 多美 Nodaira, Tami

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  • プロフィール (1002文字)

  • 更新日:2024年2月19日
  • 作曲家、音楽評論家

    名古屋市出身。国立音楽大学附属音楽高等学校を経て国立音楽大学作曲科を卒業後、フランスに渡り、パリ国立高等音楽院において作曲理論各科(和声、対位法、フーガ、管弦楽法各科)を卒業。1990年に帰国。国立音楽大学非常勤講師、東京学芸大学非常勤講師を経て、現在、お茶の水女子大学非常勤講師。2005年よりアフィニス文化財団研鑽助成委員、2018年6月よりアフィニス文化財団理事を務めている。日本フォーレ協会、日本ベートーヴェンクライス、日仏会館会員。

    作曲家としては、ギターのための「Water drops」(CD・NAXOS「福田進一・日本のギター音楽No.4」に収録/2017)、絵本と音楽「ぐるんぱのようちえん」(作曲、音楽構成/2016)、 琵琶とヴィオラのための<祇園精舎ファンタジー/2020>、「フォーレ讃」〜ピアノ独奏のための(2021)ほか作・編曲を多く手がけている。音楽評論家としては、「音楽の友」誌ほかで健筆を揮うほか、トッパンホールの企画アドヴァイザー(1999~2001)、軽井沢の音楽祭などや都内の演奏会の公演企画に携わり好評を得ている。

    2018年には、野平一郎作曲・室内オペラ「亡命」の台本を書き下ろし、話題になった。

    一方で、ドビュッシー、フォーレ、ラモーの音楽様式や和声の特徴についての講演も朝日カルチャーセンター、日仏会館などでしばしば行っている。

    主要著書は「魔法のバゲット ~ マエストロ ジャン・フルネの素顔」(全音楽譜出版社)、 「フォーレ声楽作品集」(共著/同)、仏語教科書<Tout ensemble トゥ・タンサンブル>(共著/白水社2022)、翻訳書に「音楽アナリーゼのための実践ガイド」(ナジ・ハキム、マリー=ベルナデット・デュフォルセ著・野平多美ほか訳/音楽之友社2022)などがある。

    近年は、全音ポケットライブラリー・シリーズ(全音楽譜出版社)で、楽曲解説・分析を数多く執筆している。

    マスネ「絵のような風景」(2022年1月刊)

    ラヴェル「左手のためのピアノ協奏曲」(2023年2月刊)

    ラヴェル「バレエ音楽『マ・メール・ロワ』全曲」(2023年4月刊)

    シューマン「ピアノ協奏曲」イ短調(2023年6月刊)

    ラヴェル「古風なメヌエット」管弦楽版(2023年11月刊)

    ラヴェル「優雅で感傷的なワルツ」管弦楽版(2024年2月刊)

    今後も出版予定がある。

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    作品(1)