嬰へ長調、2/4拍子。黒鍵の音の響きが特徴的な曲となっています。最初の8分音符の黒鍵は響きを持たせながら音が弾むように弾けると良いでしょう。6，7小節目はペダルを使いながらアクセントとテヌートの違いを表現しmfでも決して強くなり過ぎずに丁寧な音作りを心がけましょう。下行系の和音の響きが非常に綺麗なところです。9小節目からは同じ音を3回繰り返しながらrit.し、13小節目からは最初のメロディーが再び登場します。最後のsub.sffの和音は、音が乱暴にならないように響きを大切に音を作りあげていくと良いでしょう。