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グルリット, コルネリウス : 24の調による練習曲 13. 狩の歌 Op.201 No.13 変ホ長調

Gurlitt, Cornelius : 24 Melodische Etüden Jagdstück Es-Dur Op.201 No.13

作品概要

楽曲ID: 78779
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 熊本 陵平 (350 文字)

更新日:2025年7月21日
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主調は変ホ長調、三部形式である。

A[a(1から4小節)+a1(5から8小節)+b(9から12小節)+a2(13から16小節)]

B[c(17から20小節)+c1(21から24小節)]

ダ・カーポにて冒頭Aに戻り、16小節のfineにて終結するため三部形式である。

楽節Aの構成は大きく8小節で分けるなら、Ⅰ[a(1から4小節)+a1(5から8小節)]+Ⅱ[b(9から12小節)+a2(13から16小節)]と捉えることができ、これは二部構成である。

主題は狩をテーマとした楽曲によく見る付点のリズムを有するモティーフで上行展開される。オクターブで左右同音が重ねられて、より旋律の性格が強調されていて勇ましい雰囲気である。中間楽節Bは平行調のハ短調に転調する。動きはAに比べて大人しく、また楽節全体の長さも短い。

執筆者: 熊本 陵平
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