ブリッソン :アラベスク――カプリス=エチュード Op.19
Brisson, Frédéric:L’ARABESQUE, Caprice-Etude Op.19
解説 : 金澤 攝 (192文字)
「アラベスク」の語源通り、アラビアの主題を用いた一種の変奏曲。初期のブリッソンの華々しいヴィルトゥオジティはラヴィーナに通じるものがあるが、より都会的、屋内的な風趣を持つ。名手ジョゼフィーヌ・マルタンへの献呈曲は、これ以外に「アメリカの女」Op.30がある。彼女自身、作曲家として本年生誕200年を迎えており、巨匠ラウル・プーニョの師としても知られる。(2021.4.3) 金澤 攝
アラベスク――カプリス=エチュード
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