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ヴィルマース :2つのコンサート・エチュード Op.28

Willmers, Rudolf:DEUX ÉTUDES DE CONCERT Op.28

作品概要

出版年:Bote & Bock, 1844?年 
献呈先:à Madame Clara Schumann
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 金澤 攝 (263文字)

更新日:2021年5月14日
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 クララ・シューマンに書かれたこの2つのエチュードは、オマージュというより挑戦状であろう。古今のピアノ音楽中、最も苛酷なものに数えられる。第1曲は鐘の音とそのエコーを模し、第2曲は酒神祭の巫女の乱舞からなる。音楽的には伝統を踏まえた堅実なものだが、殆ど常軌を逸した過激な動きの連続は、通常のピアニズムの枠を大きく超えている。ヴィルマースに近いタイプとしてドライショックが挙げられるが、こうした作品を体験することで、如何にリストやアルカンのピアニズムが機能的・良心的なものであるかを改めて実感する。(2021.4.3) 金澤 攝

執筆者: 金澤 攝

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