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グレーザー : アングレーズ ヘ長調

Gläser, Carl Ludwig Traugott : Anglaise F-Dur

作品概要

楽曲ID: 67103
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:種々の作品
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 熊本 陵平 (263 文字)

更新日:2025年10月19日
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ヘ長調、二部形式である。

A[a(1から4小節)+b(5から8小節)]

B[c(9から12小節)+d(13から16小節)]

アングレーズとは「イギリス風」という意味で、17から18世紀に流行った2拍子の軽快な舞曲。

主題は左手に主音の保続音による8分音符の同音連打で旋律は3度の重音で音階的に順次進行での上行から始まる。7小節からは属調ハ長調へ部分転調する。

楽節Bの冒頭はAと似るが、属音の保続音から始まる。

全体的に8分音符と16分音符が支配的だが、ハーモニックスピードは緩やかで細やかな和声変化はなく、リズミカルで軽快な印象である。

執筆者: 熊本 陵平

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