シュミット, ヤーコプ :ソナチネ 第1楽章
Schmitt, Jacob:Sonatine
解説 : 今関 汐里 (357文字)
イ長調。ソナタ形式。右手が旋律、左手が伴奏を担当する。上行音型の第1主題は、付点リズムを含み、躍動的である。一方で第2主題は、属調のホ長調で提示され、左手がアルベルティ・バスになることから、より軽やかな印象を受ける。13小節目からの短いパッセージ、コデッタを経て、展開部に入る。展開部では、ハ長調に転調し、直前の20小節から登場する第3主題の旋律の反行形が登場する。46小節目で再現部となり、主調が回帰する。
セクション
提示部
展開部
再現部
主題
||:
①
②
③(Codetta)
:||:
③'
:||
小節数
1-8
9-20
20-24
25-45
46-53
54-65
65-69
調
A-dur
E-dur----------------
C-dur
A-dur-----------------------------
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