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ラモー : メヌエット ハ長調

Rameau, Jean-Philippe : Menuet C-Dur

作品概要

楽曲ID: 63265
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:0分45秒
著作権:パブリック・ドメイン
原曲・関連曲: 曲集・オムニバスプレ・インベンション

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用1 応用2 応用3 応用4 応用5

楽譜情報:16件

解説 (2)

【概要】 : 嶌村 直嗣 (173 文字)

更新日:2022年6月23日
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4分の3拍子。同様の旋律を、ハ長調、ト長調、ハ長調と繰り返し演奏する。右手の旋律に引きずられることなく、左手のバスで小さなステップを刻み、メヌエットの優雅なニュアンスをいかに表現できるかが求められる。テーマも、音楽の流れに沿ってレガートで弾くだけでなく、アーティキュレーションを工夫するなど、三度繰り返されるテーマをどう弾き分けるかが重要である。

執筆者: 嶌村 直嗣

解説 : 熊本 陵平 (349 文字)

更新日:2025年10月19日
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主調はハ長調。三部形式である。

A[a(1から4小節)+a1(5から8小節)]

A[a(9から12小節)+a1(13から16小節)]

B[b(17から20小節)+b1(21から24小節)]

A[a(25から28小節)+a1(29から32小節)]

前半1から16小節はA楽節が実質2回繰り返される構成となっている。このため楽節は4つに分かれているものの三部形式である。

主題は2つの8分音符の2度進行が優雅な特徴を持つものとなっている。1から2小節で左手四分音符ごとに和声が変化することから、その拍感がどうあるべきか知らせてくれる。

中間楽節Bは主題のモティーフを展開しながらト長調へ転調。構成は各楽節共に共有する性質を持つが、調性格が意識されていた時代でもあるので転調すること自体も音楽表現の変化として捉えたい。

執筆者: 熊本 陵平

編曲・関連曲(1)

楽譜

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