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グルリット, コルネリウス :20のやさしい小品集 5.勇気 Op.155-5

Gurlitt, Cornelius:20 leichte liebliche Klavierstucke 5.Unverzagt Op.155-5

作品概要

楽曲ID:49943
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 熊本 陵平 (207文字)

更新日:2025年5月30日
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調性はハ長調、三部形式である。

A[a(1から8小節)+a1(9から16小節)]

B[b(17から24小節)]

A[a(25から32小節)+a1(33から40小節)]

楽節Aは左手によって旋律線が演奏される。長いフレーズで大らかな表情を持つ楽節である。これに対して楽節Bは旋律線が右手に移り、短いフレーズで反復的要素を持ち、より動きが感じられる。左手での旋律と右手での旋律において、こうした楽節の特徴を表現に反映させたい。

執筆者: 熊本 陵平
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