close

グルリット, コルネリウス :こども音楽会 教会で Op.210-29

Gurlitt, Cornelius:Der erste Vortrag In der Kirche Op.210-29

作品概要

楽曲ID:48807
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 熊本 陵平 (248文字)

更新日:2025年5月30日
[開く]

プレリュードとコラールという二つの独立した楽曲が繋がっている。

プレリュードは二部構成:a(1から4小節)+b(5から8小節)

コラールは三部構成:a(9から16小節)+b(17 から24小節)+a(25から32小節)

調性はト長調。プレリュードはコラールと対照的に八分音符が主体の流れるような旋律の特徴を持つ。左右で模倣が行われ、多声的要素を含んでいる。コラールは二分音符が主体で構成されている。フェルマータがあるところは楽節の区切り目であるから、終止が個々のフェルマータで感じられるよう表現したい。

執筆者: 熊本 陵平
現在視聴できる動画はありません。