グルリット, コルネリウス : こども音楽会 メヌエット Op.210-21
Gurlitt, Cornelius : Der erste Vortrag Minuetto Op.210-21
作品概要
解説 (1)
解説 : 熊本 陵平
(392 文字)
更新日:2025年5月30日
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解説 : 熊本 陵平 (392 文字)
更新日:2025年5月30日
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ヘ長調、三部形式である。
A[a(1から8小節)+b(9から16小節)]
B[c(17から24小節)+d(25から32小節)]
32小節からダ・カーポアルフィーネの指示によって冒頭A楽節に戻り、16小節のフィーネで終結とすることから三部形式である。
ミヌエットとはメヌエットのイタリア語読み。メヌエットは小股でステップを踏む、テンポ的には速くない上品な踊りである。四分音符と4つの8分音符によるモティーフは確かにメヌエットリズムに特徴ではあるが、重音の同音連打は流れるような雰囲気ではなく、やや力強い印象も感じられる。楽節cからニ短調に転調し、楽節dでイ長調に部分転調するものの、4小節後にニ短調に戻り楽節を終える。
執筆者:
熊本 陵平
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グルリット こども音楽会 OP.210
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