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グルリット, コルネリウス :こども音楽会 こどもの喜び Op.210-20

Gurlitt, Cornelius:Der erste Vortrag Jugendlust Op.210-20

作品概要

楽曲ID:48798
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 熊本 陵平 (299文字)

更新日:2025年5月30日
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イ長調、二部形式である。

A[a(1から8小節)+a(9から16小節)]

B[b(17から24小節)+a1(25から33小節)]

冒頭2小節の浮き立つようなモティーフが全体の軸となって展開されている。楽節A

では主音による保続音が支配的で、このため旋律線の音域は広いものの優美で穏やかな印象を受ける。小楽節bではカンタービレの指示があるが、ここではバスの下行ラインに気をつけながら横の流れを意識して歌うようなニュアンスを加えたい。

執筆者: 熊本 陵平
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