ギロック :バロック・スタイルによる小組曲 プレリュード
Gillock, William:Little Suite in Baroque Style Prelude
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:基礎3 基礎4
解説 : 熊本 陵平 (243文字)
三部形式である。
A[a(1から4小節)+a1(5から8小節)]
B[b(9から12小節)+b1(13から16小節)]
A1[a2(17から20小節)](4小節省略)
調性はト長調。主題の旋律は、ヘンデル作曲の「調子の良い鍛冶屋」(ハープシコード組曲第1集 第5番ホ長調 終曲)から引用されたものである。ヘンデルの原曲だと主題と変奏になっているが、これを一つのプレリュードとしてアレンジされたものが本作品である。したがって、本作品を演奏するときは是非ヘンデルの原曲にも触れられると良いだろう。
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