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ショパン :ワルツ 第2番 Op.34-1 CT208 変イ長調

Chopin, Frederic:waltzes Valse No.2 As-Dur Op.34-1 CT208

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ワルツ
総演奏時間:5分00秒
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解説 (1)

解説 : 安川 智子 (754文字)

更新日:2019年6月25日
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【作品の基本情報】

作曲年:1835 出版年:1838(Paris, Leipzig, London)

献呈 :ヨゼフィーナ・ド・トゥン=ホーエンシュタイン嬢 A Mademoiselle J. de Thun-Hohenstein

【楽譜所収情報】

パデレフスキ版:No. 2/エキエル版:No. 2/コルトー版:No. 2/ヘンレ版:No. 2/

ペータース版(原典版):No. 2(補遺3[1835年9月15日付の自筆譜に基づく]あり)

1835年9月15日に書かれた自筆譜が、フランツ・アントン・フォン・トゥン=ホーエンシュタイン伯爵のふたりの令嬢アンナとヨゼフィーナがもつアルバムに残されている。

ショパンはワルシャワで別れたままであった両親と、1835年夏にチェコで再会を果たした。カルロヴィ・ヴァリに3週間滞在後、両親を見送る途上で、ボヘミアのヂェーチェンのホーエンシュタイン家に招かれた。変イ長調のワルツは、このホーエンシュタイン家滞在中に作曲され、令嬢ヨゼフィーナに贈られている。この贈られた自筆譜は、出版に用いられた決定稿と大きく異なっているため、ペータース新版の補遺3に収録されている。出版稿に比べて即興性が強く、ダルセーニョによる反復を伴う連鎖型である。また「Tempo di Valse(ワルツのテンポで)」という指示が見られるが、「3つのワルツ」として出版される段階で、速度表示が「Vivace」に変更されている。

フランス初版に用いられた決定稿には、ショパンが形式的な面で練り直した跡が見られる。16小節の導入の後、典型的な舞踏ワルツのリズムを刻む主部、中間部(変ニ長調)、再現部、コーダという三部形式は作品18と同型であり、自筆譜にはない調号の付け替えによって中間部ははっきりと示されている。

執筆者: 安川 智子

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