チョン, クォン :アリラン
Jung, Cuon:*in preparation*
総説 : リャン, ソンファ(梁成花) (212文字)
朝鮮を代表する民謡「アリラン」。最も知られた曲だけにこれまで数多の音楽家が競いあってピアノ曲へと編曲してきた。ここに収録したのはチョン・グォンがピアノ独奏曲としてアレンジしたもので、愛好家たちに広く親しまれている。
ゆるやかにはじまり郷愁を誘うテー マは、中間部で弾むように軽快な変奏を経て、やがて威風堂々たる「アリラン」へと上りつめ聴く者を陶酔へと導く。その余韻を残しつつ、ふたたび静かな「アリラン」の安らぎへと還ってゆく。
総説 : CD等解説書より転載 (321文字)
朝鮮を代表する民謡「アリラン」。最も知られた曲だけに、これまで数多くの音楽家がアレンジしているが、この曲集でじゃ最も完成度の高いチョン・グォンのアレンジを紹介する。 使われたリズムは、チュンモリ・チャンダン。4分の3拍子で記された部分では、4小節を一節と見なして8分の12拍子に当てはめる。曲は、メロディーをゆるやかに誘い出して始まり、郷愁を誘うテーマは中間部で弾むように軽快な変奏をチュンモリ・チャンダンで表現。やがて威風堂々たる「アリラン」へと上りつめて行く。その余韻を残しつつ、再び静かな「アリラン」のやすらぎへと還ってゆく。 ※この解説は『コリアン・メロディーによるピアノ作品集』(ドレミ出版, 梁成花 編)の解説に基づいています。
アリラン
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