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Bach, Johann Christoph Friedrich : Anglaise F-Dur

作品概要

楽曲ID: 17731
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:その他の舞曲
総演奏時間:1分15秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:Fdur、6/8拍子。
原曲・関連曲: 曲集・オムニバスプレ・インベンション

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用1 応用2 応用3 応用4 応用5

楽譜情報:7件

解説 (1)

解説 : 熊本 陵平 (390 文字)

更新日:2025年10月19日
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ヘ長調、三部形式である。

A[a(1から4小節)+a1(5から8小節)]

B[b(9から12小節)+b1(13から16小節)]

C[c(17から20小節)+c1(21から24小節)]

作曲者は「ビュッケブルクのバッハ」として知られる、J.S.バッハの息子である。

アングレーズとはイギリス風の意味で、1拍目にアクセント(舞曲の動作の中で)がつく2拍子系の舞曲である。

冒頭2小節は1つの主和音で構成されていて大らかな印象を受ける。3から4小節は前半2小節より高く上がって8分音符の滑らかな順次進行によって進行する。主題はこうした2小節ごとの2つの特徴を持っていてコントラストを帯びている。

中間楽節Bではドッペルドミナントを含む上行進行が特徴的で前向きで明るい雰囲気がある。終結楽節Cでは左手にアウフタクトから始まる動きがあり、こうしたリズム的変化が全体としてポリフォニックな要素を強めている。

執筆者: 熊本 陵平

編曲・関連曲(1)

小湊 功一アングレーズ ヘ長調

調:ヘ長調  総演奏時間:1分00秒