ディアベッリ :ピアノの最初の12のレッスン アレグレット Op.125

Diabelli, Anton:Die ersten 12 Lektionen am Klavier Allegretto

作品概要

楽曲ID:45347
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:0分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用1 応用2 応用3

楽譜情報:7件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (529文字)

更新日:2023年4月16日
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この曲を上手に聴かせる方法と言うよりは、この曲はこれをしたらいけない と言う禁則を述べます。

1 テンポを遅くしない アレグレットですのであまり速くしないほうが良いという考え方もわかるのですが、これは2拍子の曲であり、この時代の2拍子は基本的には速い曲が多いです。

4拍子に感じず、2拍子に感じて下さい。この曲のテンポが遅すぎるととても重たく聞こえる原因になります。

2 アーティキュレーションははっきり スタッカートが出てきますが、これがレガートとはっきり区別を付けることが大事です。故にスタッカートはとても短く、軽く、弾くことを心がけて下さい。

なお、筆者の見ている楽譜は22小節目にritもフェルマータもありません。ここで必要以上に時間をかける奏者がいますが、不必要に音楽を止めないようにします。

メロディーラインの非和声音にも気を遣いましょう。例えば、4小節目の1拍目、右手メロディーのCは、前の小節のCのサスペンションですので、非和声音になり、2拍目のHで解決されます。故に、HはCよりも静かに弾きます。また、8小節目の1拍目右手のDは、アッポジャトゥーラという非和声音ですので、これにも軽くアクセントをつけ、2拍目のCはDよりも小さく消えるように弾きます。

執筆者: 大井 和郎

楽譜

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