バッハ :フランス組曲 第6番 ポロネーズ BWV 817

Bach, Johann Sebastian:Französische Suiten Nr.6 Polonaise

作品概要

楽曲ID:39152
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ポロネーズ
総演奏時間:1分40秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (372文字)

更新日:2023年4月16日
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ポロネーズはポーランド風の3拍子の舞曲で、わりとゆったりしたテンポで奏でられるという定義はあります。このバッハのポロネーズを見る限りでは、あまり重厚な感じもせず、むしろ軽快に演奏する方が良いと感じられます。

故に、左手に連続して出てくる8分音符は、レガートでは無く、短く切った方が良いでしょう。冒頭E-durから始まりますが、3~4小節間ではDがナチュラルになり、ミクソリディア的な音階になります。6小節目にはAが#になり、H-durに転調します。

後半、cis-mollから始まり、16小節目までCis-mollが続きます。17小節目からシークエンスが始まり、再びE-durを認識できるのは本当に最後の小節になります。

この短いポロネーズを、調により、フレーズにより、シークエンスにより、ダイナミック等を変えて、平坦にならないように注意して下さい。

執筆者: 大井 和郎

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