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ショパン :マズルカ 変ロ長調 Op.17-1

Chopin, Frederic:Mazurka B-Dur Op.17-1

作品概要

楽曲ID:23175
作曲年:1833年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:マズルカ
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:発展1 発展2 発展3 発展4

楽譜情報:2件
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解説 (1)

マズルカ第10番の解説 : 齊藤 紀子 (381文字)

更新日:2007年7月1日
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《4つのマズルカ》作品17はリナ・フレッパ夫人に捧げられている。

1曲目の変ロ長調はヴィーヴォ・エ・リゾルートのマズル。

2曲目のホ短調はレント・マ・ノン・トロッポ。随所にマズルの挿入されるクヤヴィアクとなっている。

3曲目の変イ長調はレント・アッサイ。マズルのリズムで書かれているが、クヤヴィアクの性格を持つマズルカとなっている。複合3部形式で書かれ、中間部にはオベレクの性格を持つ3連音符の音階が響く。この中間部には、異名同音を利用した転調がみられる。また、曲全体を通してシンコペーションが多用されている。

4曲目のイ短調はレント・マ・ノン・トロッポ。4小節の序奏と24小節のコーダを持つ3部形式で書かれている。クヤヴィアクのマズルカであるが、中間部では、同主長調によるマズルが対比される。

※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。

執筆者: 齊藤 紀子

楽譜

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