ブルクミュラー(ブルグミュラー) :25の練習曲 アラベスク Op.100-2

Burgmüller, Johann Friedrich Franz:25 Etudes faciles et progressives, conposées et doigtées expressément pour l'étendue des petites mains L'arabesque Op.100-2

作品概要

楽曲ID:20803
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:1分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:表記ゆれの例: からくさもよう

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:基礎4 基礎5 応用1 応用2

楽譜情報:28件
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解説 (4)

演奏のヒント : 大井 和郎 (594文字)

更新日:2022年10月17日
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この曲はまず16分音符の粒ぞろいやムラをなくす作業から始めなければなりません。AHCDEという5つの音があったとして、その場合、どうしても1-2-3-4-5あるいは5-4-3-2-1という指番号は避けて通ることが出来ませんね。学習者はまず、3-4-5 の自由が利くように3-4-5だけに集中し、粒が完全に揃うまで地道な練習をして、筋力を付けてください。ここから始まります。

もうひとつは、1-2-3だけのパッセージでも、黒伴が入ってきた場合、粒ぞろいが崩れやすくなります。その時、第1関節の形はきちんと出来ているでしょうか?これを機会に、指の形が崩れている学習者はそれを直してしまいましょう。

その上で、この曲を演奏する3つの大切なポイントを説明します。

1 方向性を持つこと

このフレーズはどこまでで、どこに向かっているのか、方向性を考え、強弱コントロールを付けて行きます。

2 ダイナミックが平坦にならないこと

ダイナミックの幅はできる限り広くとるようにしましょう。例えば6小節目、もっとも大きくなる所です。右手の5の指に最も力が入るようにフォルテで弾いてみてください。

3 テンポを一定に保つ

この曲は、ダイナミックが大きくなるにつれて、音楽が前方向に進みすぎないように気をつけます。決して焦らず、コンスタントに左手の和音を弾いてください。

その他のテクニックは、こちらの動画をご参考にしてください。

執筆者: 大井 和郎

解説 : 今関 汐里 (146文字)

更新日:2021年3月1日
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解説 : 佐藤 卓史 (692文字)

更新日:2022年1月26日
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楽曲分析図 : 飯田 有抄 (12文字)

更新日:2018年3月15日
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参考動画&オーディション入選(1件)

アラベスク

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